憲法記念講演会のご案内
主催 憲法・政治学研究会
後援 憲法研究所
代表委員 上田勝美
皆様におかれましては、ご清祥のこととお慶び申し上げます。
私どもは、本年、憲法・政治学研究会発足60周年という節目の年を迎えることとなりました。
同志社大学学長にして教授でもあつた憲法学者故田畑忍先生は、その生涯を通じて平和憲法の堅持と完全実施を全身全霊で取り組まれました。さらに、憲法研究を深めるため、憲法・政治学研究会を1958年に創設されました。その後、 1962年には、憲法研究所も創設されました。こちらは、憲法研究書の発刊、研究所ニュースの発行、市民憲法大学講座の開設など、憲法学をはじめとして社会科学の研究成果を広く社会に発信してまいりました。
今、世界の宝ともいうべき「平和憲法」は、戦後最大の存立の危機にさらされています。ご存知の通り、安倍内閣は、平和憲法の根幹をなすともいえる第9条を「改正」の名のもとで、9条破壊の改憲案を国会に提出しようとしています。その意味で、平和憲法の存続問題は、まさに「緊急事態」といえるでしよう。
このように平和憲法が、未曽有の危機に立つているという状況を鑑みて、このたび憲法記念講演会を企画した次第です。
皆様、ご多用中とは存じますが、これまで一度も休会をせず継続してまいりましたこの憲法・政治学研究会の記念講演会に、ぜひともご参集下さいますよう心よりお願い申し上げます。
と き 3月11日(日)午後1時30分受付、開演2時00分〜4時30分
ところ 同志社大学寒梅館(大ホール)
(地下鉄 烏丸今出川駅下車
北ヘ100m西側)
テーマ 「これからの日本経済と平和憲法」
同志社大学大学院ビジネス研究科 浜矩子教授
「安倍9条改悪と主権者の選択」
龍谷大学 上田勝美名誉教授
(入場無料、事前予約不要です)